裁判員制度について考えてみたい



2008年06月20日(Fri)
裁判員制度について考えてみたい
 秋葉原事件のこともあり、来年から導入される裁判員制度について考えていきたい。まず、これは何故今導入されようとしているのか?一時期報道されたときもあまりその理由や背景が説明されてなかったような気がする。いつのまにか来年施行されようとしている。

 国家から選任された一般国民が裁判官とともに一つの事件の裁判を手がける。重大な事件に限られるようであるが、一人の人間の死刑・懲役年数を決めるのに我々も加担することになるのだ。この意味は極めて重い。まず、裁判官というものに対し個人的には「公務員の中で最も公平さ・責任・倫理観が課せられる職業」であると思っている。裁判官は被告の有罪・無罪からムショ送り、そして死刑判決まで一人の人間の行く末を決めるからである。死刑についても考えると生存についてまで決めることが出来るのである。よって裁判官は相当な覚悟をもって裁判に取り掛からねばならぬ。特に最高裁判所裁判官の責任感は一般市民では想像もできないようなものであろう。

 裁判員制度で選ばれたらば、同時にその人間もその「一人の人間を裁くということ」について真摯に考えなければならない。相手がたとえ自分の親しきものであろうとも、公正に・倫理的に裁かねばならない。ある意味マシーンとして個人の感情を押し殺さねばならない。国会で決めるのはよいが、議員の先生方は「裁判」についてその重大さと裁判官の職務の重さがまったく分かっていないのではないか?仮に、私がもし秋葉原事件の被告の裁判に裁判員として出席することを選任されたらば、簡単に無期懲役・死刑判決を選べない。彼について調べれば調べるほど自分との類似性が明らかになり、人事ではないと思ってしまったから。そしてその個人的感情は捨てなければならない。それを捨てて考えたら、彼はどうあがいても死刑を免れることは出来ないという結論しか出ない。ただ、いくら凶悪殺人犯とはいえ一人の人間の命を左右する判決を自分が決めるきっかけを与えることが容易に出来るのか?

 裁判員制度は、果たして本当に必要な制度なのだろうか?今後暇を見つけては文献・専門書を読みつつ考察していきたい。

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あと、ここでは硬派については「恋愛感情そのものを放棄し、ひたすら義・スジで生きようとする人間関係を求める者」「知力、肉体両立したいわゆる男らしい人間を目指すもの」としています。なので突っ込む前にここと過去の記事を読んでくだされ。

カレンダ
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